korentoの日々の手仕事ノート

手仕事のようすを記録していきます。

物事の本質を見ようとすることが大事なのかもしれない

無職の専業主婦の年金半額問題

無職の専業主婦だろうが、働く兼業主婦だろうが、どちらでもいいのではないのかな。多分、物事の本質はそこではない。

政府の年金制度の見直しを図りたいという思惑が、働く女性たちの不満によるというワードを使ってしまったことによる炎上なのだと思う。

ただ、専業主婦と働く女性という、女性をカテゴリー化で対比させてしまう男性独特の感覚はとてつもなく嫌だな。

いろんな働き方というか、生き方を認めない凝り固まった感覚。女性同士では、いろんな家庭の事情を思いはかることができるので、そんな無神経な対比はしない。

だいたい育児だけではなくて、重い障がいのあるこどもがいたら、預けるところも限られる。働きたくても働けない事情を抱える女性も世の中にはたくさんいる。そういう当たり前の感覚がないのだろうな。

 

ただ、日本の年金制度は、もう崩壊が目の前寸前まで見えているのだろうなと思う。それが現実。

だいたい、いわゆるロスジェネ世代が10代の頃すでに、「自分たちが年金受給世代になったら一円ももらえない」というのが決まり文句みたいだった。「なのにハタチになったら年金支払いの通知が来るのおかしい!」みたいな不満を言っている友人が多くいた。それに、「どうせ年金もらえないから払わない!」とか若さゆえの無知から言う友人もいたな。いや、年金未払いはダメだろと。

実家の両親はすでに年金受給世代なのだけど、この前年金をいくらもらっているのか聞いてみたら、ものすごい予想を上回る金額をもらっていた。何ならわたしの月収超えてるし。

「そんなにもらってんの⁈」と思わず言ってしまった。それに、大企業勤めの恩恵というもので、プラス企業年金ももらっているからプチ小金持ち。だからお年寄りはみんなお金を持ってるのか〜と怒りのような気持ちも若干湧いたけど、今までしっかり働いてきた結果なので、お年寄りに対してそう思うのは、お門違いだ。

その年金の金額を聞いたとき、団塊世代がこれだけの金額を国から受給していたら、これからどうなるのだろうと不安になった。

 

今から10年くらい前に、国がしきりに2025年問題のことを言うようになり、つまりは女性もみんな働いて総活躍で高齢者を支える社会にしてくださいねというのを、やたらと聞くようになった。

それでも、年金受給世代を支えきれないというか、政府の試算を超えるようになってきたのだろう。個人でいえば、もう自己破産ギリギリの限界まできているのですよと。

それが、専業主婦の年金半額という結果につながっているのだと思う。

それも、見識者の間では10年以上前でもわかっていたのではないかな。きっと、今にはじまったことではないはず。

 

だから、無職の専業主婦という炎上ワードに反応するのではなく、次世代のこどもたちも安心して老後を見すえることができるように、冷静にこの年金問題のことをしっかり考えないとねと思う。特に、女性がしっかりと物事の本質を見極めて考えていかないといけないはず。