ほんとうの初心者向けに考えられている図案の刺し子ふきん
50枚目の刺し子ふきんは、オリムパスさんのみんなできちゃうシリーズの七宝つなぎを刺しました。
刺し子糸は、染織アトリエKazuさんのもの、外枠はホビーラホビーレさんのものを使用。
オリムパスさんのみんなできちゃうシリーズを刺したのは、この七宝つなぎが2枚目です。
1枚目は角七宝を刺しました。
みんなできちゃうシリーズには、あと、千鳥つなぎと飛び麻の葉があるそうです。
みんなできちゃうシリーズは、模様刺しの刺し子の図案のラインナップなのですが、やっぱり刺し子をはじめる時は、模様刺しから選ぶのがいいようです。
模様刺し以外の刺し子の技法には、一目刺し、くぐり刺しがあります。
模様刺しのなかでも曲線の場合は、直線よりも刺しにくいため、すこし難易度が上がります。
ただ、針目が大きい図案になっているため、曲線の模様でもかなり刺しやすいので、こちらのみんなできちゃうシリーズで練習してから、通常の図案の模様を購入して、刺し子するのもいいと思います。
この図案は一目が5〜6㎜あります。
そして、隙間も大きく取ってあるので刺しやすいのです。
オリムパスさんの説明書に「針目が大きくかんたん!」と書いてあるだけに、ちょっと戸惑うくらいに針目が大きいです。視力に自身のない方にとっては、とても優しい図案ですね。
刺し方の手順
わたしは、まずは下の写真の、赤色のラインで示しているように、らせんを描くようなイメージで刺していきました。
青色のラインは曲線をつなげていくようなイメージで刺しています。
らせんを描くような曲線のラインを、ひたすらつなげて刺し子していきました、
裏地はこんな感じ。表地の針目が大きいためか裏地はすこし針目が小さめですね。
全体図。模様刺しは段染め糸を選ぶと、グラデーションの美しさを楽しめます。もちろん、単色の糸でも綺麗に出来上がります。
初心者ってなんだろう
インターネット上で、刺し子の情報が一番タイムリーにたくさん掲載されているのは、Instagramなのかなという印象があります。
刺し子をはじめようというときに、【刺し子 初心者】で検索する方が多いと思うのですが、わたしも良くこのワードで検索しています。
Instagramの検索で、この【刺し子 初心者】と入力してみると、ハッシュタグで上位に刺し子 #初心者のタグのレベルが高すぎてビビる というものが出てきて、この絶妙な言葉のセンスの良さにクスッと笑わされながらも、首をたてに振って激しく同意しています。
いや、これは初心者レベルじゃないでしょ〜と思うくらいに、ほんとうに刺し子の皆さんのレベルがとても高いのです。
ほんとうの刺し子の初心者さんが、刺し子ってなんか楽しそうだしやってみようかしら〜と思っても、初心者のハードルがめちゃくちゃ高いとなると尻込みしてしまい、せっかくのやる気も消失してしまいかねません。もったいないですね。
刺し子の初心者さんに向けておすすめされている、オリムパスさんのみんなできちゃうシリーズの刺し子ふきんがあるよ〜と、もっと広まっていけばいいのにと思います。
さいごに
今回、わたしが使ったのは図案付き晒のみなのですが、キットの方には仕立て済みのふきんが入っているので、すぐに刺し子をはじめられるそうです。
晒のみを購入すると、まず仕立ての作業から自分でしないといけないのですが、仕立て済みなら簡単にはじめられると思います。キットを試していないので、大きく書けないのですがどうぞご参考までに。

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