korentoの日々の手仕事ノート

手仕事のたのしみを綴っていきます。日常で感じることなども大切に。

ドラマ【凪のお暇】の第7話が神回だった

ドラマ【凪のお暇】が後半に入り、さらに面白くなってきました。今回はネタバレも含まれているので、まだご覧になっていない方はご注意ください。

 

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第7話はところどころ、シリアスな場面もあるのに、随所でプっと吹き出すこともあり、これ神回では?と思わされるほどの面白さでした。

家族のこと、新しい一歩を踏み出すことが、話の大きな鍵だったのかな。

 

凪ちゃんも慎二も家族に苦しめられてきた毒親育ちの二人。今回はこの二人の話で進められた感じです。

ゴンさんは、相変わらず存在感はあれど、出てくる回数が少なくなっていました。

 

毒親の母から100年続けてきたぬか床を受け継いできた凪ちゃん。母はぬか床を触るのが苦手だからって、娘に押しつけているあたりが、もうとことん毒親に思えてしまいます。ちゃんと、ぬか床を管理しているのかと電話でも確認してくる母。なんだかゾワゾワとしてしまいました。引っ越しのドサクサで破棄してしまったぬか床、わたしなら「ゴメン」で済ますかも。捨てたものは仕方ないし。

凪ちゃんは、「どうしよう」と真剣に悩んでいました。このあたりが毒親育ちだなと思います。

 

隣人である102号室の白石さん母子とのドライブ先で、みすずさんから車の運転をやってみましょうと言われる凪ちゃん。「でも…」と言いながら断りますが、みすずさんから「でもが、口癖になっているのでは?」と指摘されます。わたしも日頃、「でも」とつい言ってしまう人って多いなと思っています。たぶん、わたし自身も言ってしまっているし、人の話を聴いていて「また、でもって言っているなぁ」と正直あきれてしまうこともあります。

すぐに、人の話の腰を「でも」という言葉で折っている人は多いのです。

無意識でやっているのだろうけど、ものすごく後ろ向きな言葉の使い方なのです、この「でも」って。

そして、相手にも大変失礼で、尊重していないというか、実は「わたしはあなたの話を聴いていませんよ」というメッセージの表れでもあるのです。承認欲求の高い女性に多いなと、よく感じています。

第6話で、「人に興味ない」と慎二とスナックのママにズバリと指摘された凪ちゃんの性格を、ここでも問題にして描いています。

今回はまるで心理カウンセリングのように、ちゃんと指摘してもらって気づかせてもらえる、凪ちゃんとみすずさんとの関係性がいいなと思いました。

徒歩や自転車では行けないところへ、車で行けることで目の前が開けるよとみすずさんから実体験を通して気づかせてもらい、新しいことをはじめる勇気を持つよう背中を押してもらう凪ちゃん。

うらやましくなるくらいに、凪ちゃんはアパートの素敵な隣人さんたちに恵まれていますね。

 

「もういいです!今は読み尽くした本より、新しい本を読みたいんです。」

慎二との思い出シーンを振り返り、慎二との海へのドライブデートでのエピソードを話す凪ちゃん。

自分の至らなさを「助手席に乗せてもらうのが当然と思ってて。自分の運転でどこかへ行くなんて考えたことなかったから。わたし慎二といた頃の自分に戻りたくない」と反省するところに共感。

「慎二とヨリを戻すことは300%ないです!」と力強く言う凪ちゃん、たくましく見えました。

 

何かがふっ切れたような凪ちゃん、さらにたくましくなって、コインランドリーを経営する話を松本さんと共に進めていきます。

ウィッシュリストを書いていくことで、隣人のゴンさんにもコインランドリーのイメージイラストを描いてもらったり。アパートの住人たちにも助けられながら、前へと進んでいきます。

コインランドリーの経営者父子にプレゼンする際に203号室の吉永緑さんまで登場。

「トンズラは許さないわよ!」とお茶目にすごんで参戦してくれていました。このトンズラという言葉が意味深で、次回には緑さんの話も出てくるのかなと期待しています。

 

慎二の兄であるYouTuber慎一とのやりとりの場面が秀逸でしたね。

YouTuberを本名&顔出しでやるのをやめてくれと慎二は兄慎一に頼みます。そこで切り返される兄慎一からの言葉が、かなり真髄をついているのです。

「相変わらず仮面かぶって生きてんだ、反吐でるわ。お前いくつよ?

あの家根っこから腐ってんじゃん?何そんなに守りたいの?俺は好きな名前で好きなときにやりたいことをやる。

ひとりでも本当の顔を晒せる相手がいたら、もう少し楽に生きられるんじゃね?」と兄慎一から言われてしまう慎二。

慎二は、一言も言い返していませんでした。そりゃ言い返せないよね。

その兄慎一の言葉がかなりこたえたのか、空気清浄機の展示会の説明をしているときに過呼吸発作で倒れてしまいます。

 

凪ボーイが働くスナックのママのトークは、いつもとても和みます。

ママが丼物をドンと出すときに「バルス」と言っていたのですが、えっ、なに⁈と一瞬思いましたが、今回は裏番組でラピュタを放送されていましたのですね。こういうところも楽しいドラマです。

 

おばあちゃんのぬか床を分けて、慎二の家の冷蔵庫にも保管していたのを、突然思い出した凪ちゃん、慎二の家へと押しかけます。

そこで弱っていた慎二は、「ゴメン、あの時はゴメン、お前が倒れたのは俺のせいだ」と泣きながら謝罪します。凪ちゃんのことをわかっていなかった、追いつめたと号泣する慎二。サイコパス慎二のメッキが剥がれた瞬間でした。

そして、凪ちゃんはフッサフサに伸びた豆苗を見つけます。

いいところですが、凪ちゃんが慎二の方へとゆっくりと向かう場面で第7回は終了。

次回はどうなるのでしょう。楽しみで仕方ありません。

 

ドラマのはじめの方は、凪飯といわれる凪ちゃんがつくるご飯や手仕事のことが出てきていたのですが、それらが出てこなくなり、ほんのすこし物足りなさがあります。

エピソードをたくさんドラマには詰め込まないといけないので、原作のようにいかないのはわかるのですが。慎ましくも、工夫しながら節約生活を楽しむ凪ちゃんのようすも、引き続き観たいなぁと思いました。

それでも、ドラマ【凪のお暇】第7回は神回だといわんばかりに面白かったです。

 

 

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