korentoの日々の手仕事ノート

手仕事のたのしみを綴っていきます。日常で感じることなども大切に。

針仕事のセラピー効果

ようやく真夏が過ぎ去り、残暑の暑苦しさもすこしずつ落ち着いてきたような今日この頃。朝晩はすごしやすくなってきました。

これからやってくる秋の夜長に、読書や映画鑑賞、音楽鑑賞などを楽しむ方も多いと思います。

夏の間の解放的な気分が、秋へとすすむ季節のうつろいとともに、徐々に内向きになっていき、文化的なことに興味関心が向いていくのも自然なことなのかな。昔から、芸術の秋なんていう言葉もあるくらいですから。

わたしが2年前の秋にはじめたのが、フランス刺繍です。Instagramで見た樋口愉美子さんが考案された刺繍の図案の可愛さにたちまちに夢中になり、即本と刺繍材料を購入し、そこから無心でひたすら刺繍していました。もうひたすらです。楽しくて仕方ないというか、図案集を眺めていると、次から次へと刺したい図案が出てくるのです。そして、刺繍した布をどんな小物に仕立てるかを考えるのも楽しかったのです。

そんな刺繍に夢中になっていた頃、ある日またInstagramの写真を見ていると、#刺し子や#一目刺しといった文字とともに、なんて魅力的な幾何学模様(伝統模様)なんだと感じさせられる刺し子ふきんに出会ったのです。そこから、刺し子というものへ一目散にのめり込んでいき、今となっては刺し子沼にどっぷりとハマっています。この刺し子沼にハマるのは、抜けられなくても気持ちのいいものです。

何が気持ちがいいかと言うと、やはり針仕事のセラピー効果が大きいのではないかと、最近特に感じます。

針仕事は、チクチクと刺し進めるうちに気持ち的に無の境地になります。

特に刺し子は、同じ針の動きでひたすら刺し進むので、より無の境地にいたりやすいなと感じています。身体だけでなくて、脳もストレスや過剰な労働によって疲労することはもちろん知られていますが、その脳の疲労が針仕事をすることで、ずいぶんと解消されるのではないかと個人的に考えています。

脳がリフレッシュされるとでもいう表現がいいのかな。

針で刺し進める連続した動きをすることと、目でその動きを見ることで、脳になんらかのいい効果が生まれるのではないのでしょうか。もちろん、作品が完成したときの達成感も、心理的に良い効果は大きいですね。

疲れたなぁと思うとき、なにか嫌なことがあったときなど、脳をリフレッシュしたいなぁと思ったら、無心になって楽しみながら針仕事をすることは、とてもおススメです。