korentoの日々の手仕事ノート

手仕事のたのしみを綴っていきます。日常で感じることなども大切に。

ソーイング技術をコンテストで競う番組【ソーイング・ビー】のブラウス対決

Eテレ【ソーイング・ビー】の第4回はブラウス対決でした。

ソーイング・コンテストなので、「みんなで仲良くソーイングしましょうね」というわけではなく、お互いのソーイング技術を競って、審査で勝ち残っていく必要があります。

今回のブラウス対決で、2人の参加者が審査によって落とされます。

コンテストの当初は、イギリス全土から集まったソーイング名人の老若男女8人だったのが、第2回のワンピース対決でミシェルが脱落し、ジェーンが体調不良で途中棄権したので、6人の参加者で前回のスラックス対決を戦ってきました。

 

 

スカートにポケットをつけるリメイク対決

前回の第3回は、スカートにポケットをつけるリメイク対決の途中で終了していました。

今回は、このスカートにポケットをつけるリメイク対決の途中からはじまりました。

制限時間は1時間なので、どの参加者も時間が足りないと、焦っているのが伝わってきました。

サンドラのポケットは薄い生地を使っていましたが、折り返しして補強していたところを審査員に褒められていました。

アンのポケットがやはり記事を斜めに切ってしまったことで、隅の方が伸びて形が崩れたことを指摘されていました。いつものアンのソーイング技術の高さからして、なぜに生地を斜めに切ってしまったのか不思議なところです。なにか思惑があったのかそのあたりのことがわかりません。

特にローレンは一番焦っていて、スカートのすそをポケットに縫いこんでしまったり、ポケットに穴が空いていたり。ローレンのポケット、素敵だなと思ったのですが、ステッチがまっすぐになっていないとメイに指摘されていました。ですが、パトリックは絶賛していました。

マークのポケットは、シンプルなデザインと機能性が高く評価されていました。前回の放送でリメイクしている場面が出てこなかったのですが、審査の場面も超アッサリなマークの取り上げ方でした。

ティリーのポケットは、上縁のみバイアステープで縁取りされていたのですが、端っこが見えていて、すこし雑な出来上がりになっていて残念でした。

スチュアートのチューリップの飾りのポケットが一番評価が高かったです。可愛らしいアップリケのチューリップの花の部分がポケットになっているデザイン性も評価されたのでしょう。

 

ブラウス対決

自分の好みのデザインのブラウスを好みの生地(シルクかサテン)でつくる対決でした。モデルの体型にフィットさせることが重要です。

 

アン

アンは同じものを二度もつくらないと言っていましたが、80歳代とは思えないほどに好奇心と向上心にあふれています。いつもアンのソーイングをしているところで見入ってしまいます。

ですが、今回のブラウスは無難であるという評価を受けていました。モデルの体型にフィットしているのかという点で、すこし微妙な仕上がりだったのかなと思います。

 

マーク

マークは自分用に何度もつくってきたブラウスの18世紀のデザインのものをつくっていました。衿をブラウスの内側に縫って裏返す手順を、外側にしてしまったので縫い目が見えてしまう失敗をしてしまいますが、制限時間内に間に合わないので隠すことにしてしまっていました。

縫製の細かい技術に欠けているという辛口の評価でした。

 

サンドラ

サンドラは上質なシルクの花柄の生地を使った、大振りのフリルのついたサテンブラウスをつくっていました。サンドラに良く似合うブラウスです。

三つ折り端ミシンで裾の折り返しを仕上げていました。縁全体を平行にきれいに仕上げる技術はさすがです。

フリルの仕上がりもバランスよく配置されていて、辛口コメントの審査員パトリックも絶賛の出来でした。

 

ローレン

ローレンは、ぺプラムという、ウエストのところでキュッとくびれたようになっていて、そこから裾へ向かって広がっているデザインのブラウスをつくっていました。

日本でも若い女性が好むデザインですが、今年もまだまだ見かけることがあるので、根強い人気のデザインなのかなと思います。

このぺプラムというデザインを登用したことによって、前身ごろにタルミができていましたが、全体的には縫製が丁寧に仕上がっているという評価でした。

 

スチュアート

スチュアートは、「審査員が優れた縫製を求めていることに気づいた」と言っていました。

中国風のスタンドカラーのブラウスをつくってましたが、とてもおしゃれで個人的には着てみたいデザイン。スタンドカラーをひっくり返す作業のときに、ハサミではなくお箸を使っていると言っていました。チャイナだけにと。

裾のステッチや丸みを出すデザインが、とても丁寧にできていました。「記憶に残る服だ」とパトリックに言わせるほどの仕上がり。とても素晴らしい仕上がりです。

 

ティリー

ティリーは、オリジナルの型紙をつくっていて、そこでかなりの時間を要していました。圧倒的に時間が足りないことで、軽くパニックになっていたティリー。袖の高さが違う仕上がりになっていました。

青と白の水玉模様の生地に赤いパイピングのラインが胸元に入っていて、とてもおしゃれなデザインでした。パリジェンヌが着ていそうなテイストのブラウスです。

個人的にはティリーのブラウスのデザインが一番好みかもしれません。背中には赤いボタンが一列に並んでいて、素敵なのです。

ただ、カフスの仕上げと裾の処理をする時間がなく、中途半端な仕上がりだったのが、本当に残念でした。

 

 

コンテストを脱落したのはマークとティリー

第4回のブラウス対決の審査結果、脱落したのはマークとティリーです。

脱落者の2人が発表されたとき、観ているこちらまで、ショックと寂しさがない交ぜになったような、なんとも言えない複雑な感情が湧いてきました。

コンテストだから仕方ないとはいえ、2人のこれまでのソーイングも、本当に素晴らしかったのです。

コンテストに勝ち残ったことは嬉しいけど、コンテストを去る人のことを思って、思わず感極まって泣いているスチュアートが印象的でした。

2人の脱落したポイントは、ソーイングの基本に沿って、丁寧に最後までしっかりと完成させられなかった点なのかなと思いました。

マークが「見た目や境遇に関係なく誰でも自分の好きなことを楽しんでいいんだって証明したかったんだ」という言葉に、この【ソーイング・ビー】の趣旨が込められているように感じました。普段、自宅で18世紀の古い衣装をつくるソーイングを楽しんでいるけど、思春期の娘さんに辛らつな言葉でdisられていたので、マークはこの言葉に込めた思いを表現したかったのかなと思います。

思春期の娘さんも成長したら、お父さんのやりたいことを受け入れてくれるのではないかな、きっと。

ティリーの水玉の生地のブラウスは、もし売られていたら買ってしまいそうくらい素敵なデザインでした。個人的には、6人がつくったブラウスのなかで、一番欲しいなと思ったくらいです。ただ、時間内にしっかり最後の工程までつくり終えることができなかったのが、脱落した大きな要因ではないかと思います。

 

まとめ

回が進むごとに、コンテストの参加者同士の結束のようなものが垣間見えたりしてきて、ただお互いに切磋琢磨してソーイング技術を競うだけではないというところも、この番組の魅力なのかなと感じました。

次回は、こども服対決。高いソーイング技術が試されるシビアな対決が想像でき、まだまだ【ソーイング・ビー】から目が離せません。

 

 

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