korentoの日々の手仕事ノート

手仕事のたのしみを綴っていきます。日常で感じることなども大切に。

なぜ本を読んだほうがいいのかについて

 大人たちがこぞって、「本を読みなさい」、「本を読んだほうがいいよ」と言うのは、なぜなのでしょう。

 その理由としては、本を読むことによって、単に知識や読める漢字が増えるだけでなく、人生が豊かになると言う大人も多いと思います。

でも、この表現はどこか抽象的で、お腹にストンと落ちる感覚にはなりません。ただ単に、文字が読めるだけではダメなのではないかという疑問もわいてきます。

 

追体験することで得るもの

 世の中にはいろんな世界で生きている人がいます。いわゆる人をだますような悪い人も、悲しいかな、現実にいるのです。

そのいろんな世界や人の気持ちを、本を読むことによって体験することができます。

映画や動画などでも体験することができますが、本を読むことは、より能動的に自分の頭で考えながら、その世界に浸ることができます。

実際に社会に出たとき、いろんな世界や人に出会うときに、この本を読むことによって体験したことが、役に立つかもしれません。

 そして、何よりも世界には立派な信念を持って人のためになる行動や仕事をしている人々がいます。

その人々が書いた本や、活躍した人生について書かれた伝記を読むことは、生きるための指針になり得ることがあります。

 

行間を読む力を身につける

 本を読むことは、行間を読む力を身につける訓練になります。

つまり、文字として書かれていない筆者の考えていることなどを読み取る力を身につけることです。

このことは、想像力を豊かにすることにつながります。

 

ものごと同士を関連づけて考える力を養う

 時として、AとBをまったく別のものごととして捉えるような、ぶつ切り型の思考ではなく、A B間のつながりを通して考えることが、生活していく上で必要となることがあります。

行間を読む力や、ものごと同士を関連づけて考える力は、読解力につながるのではないかと思います。

 

さいごに 

 情報化社会のなかで生きていくためには、自分で正しい情報を選びとる力が大切になります。自分でこの情報は正しいのかについて考え、判断する力が必要です。

 本を読むことによって読解力が身につき、自分の頭で考えて判断することができるようになるのではないかと思います。

 もしかしたら、若いうちは「頭でっかちだ」、「理屈っぽい」などと揶揄する(小馬鹿にしたように言う)人が出てくるかもしれません。でも、本を読んだことで得たものは、将来、栄養となって必ず役に立つ日が来ると思います。

 

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 先日、TwitterのTLに、中学生の読解力がピンチという新聞記事をもとにツイートしたものが流れてきました。

わたし自身、よく確かめもせずにリツイートしてしまったのですが、後で新聞記事の写真を撮って載せるのは著作権に触れるのでは?そしてソースはいつのものなのか?と疑問が湧いてきました。

 調べると2017年の記事で結構古いものですし、そもそも新聞記事の無許可でのスクショは、著作権侵害に触れる可能性が出てきます。

よく考えることもせずにリツイートしてしまうことの問題と浅はかさは、一体どこからくるのかなどについて、考えていました。下手したら、デマツイートを拡散させてしまうことにつながりかねません。

それとともに、中学生の読解力の低さの問題についても。

 よく、本を読みなさいと言われてきたけど、その理由をちゃんと大人から説明されたことはなかったなぁと改めて思ったのです。

そして、「中高生にわかるようにという設定で、自分ならどう説明するか」をまとめてみようと思いました。

論理的思考の大切さについてなど、もっと伝えるべきことはあるけど、ただ簡潔に平易な言葉でまとめてみただけの内容です。

 日本人の識字率は高いけども、本来の意味での日本人の読解力は、何も中学生だけがピンチなのではないのかもしれません。

 10月1日の消費税増税前に、食料品は8%据え置きである軽減税率といわれているにも関わらず、スーパーで食料品を買いだめしていた人たちも、何となく字面だけで理解したつもりになっていたのではないのかと思います。

字面を追うだけではなく、文章を自分のなかで消化して、きちんと中身を読み取ろうとする力は、生活する上でとても重要なのだと、改めて思いました。

 上の文章は、中高生にわかるように説明するという設定で書いたけど、自分の脳内の整理のためでもあります。

 本をもっと読まないとと思うのに、ネットにあふれる記事やツイートを読んで毎日をすごしがちです。本を読むよりも、ずいぶんと楽だからだと思います。

 スマホが普及する以前は、電車に乗ると本や新聞を読んでいる人がたくさんいましたが、今はほとんど見かけませんし、スマホやタブレットの画面を見ている人ばかりです。

わたしもそのなかの一人で、自分の脳がどんどん退化していっているのではないかという危機感もあります。読解力なんて、さらに怪しいものになっています。

 まずはスマホから離れる時間をつくり、本を手にして読みたいものです。