korentoの日々の手仕事ノート

手仕事のたのしみを綴っていきます。日常で感じることなども大切に。

伝統模様【柿の花】を編み込み模様にして編む

編み物をはじめる前は刺し子に夢中で、伝統模様をたくさん刺していたのですが、

特に一目刺し模様の【十字花刺し】や【柿の花】はお気に入りでよく刺し子していました。

 

去年の夏に編み物をはじめて以降、どちらかというと模様編みよりも、編み込み模様に惹かれることに気づきました。

編み物をする人たちの間では、編み込みを好むか模様編みを好むかのどちらかにわかれることが多いのだそう。

もちろん、どちらも好きな人もいるのだろうけど。

 

☟こんな興味深い記事をみつけました。

世の中には「編み込み派」と「地模様派」というのがある。編み物の世の中のことです。編み込みは、さまざまな色の糸を使って複雑な模様を作っていくことで、地模様は、色は一色のままで、編み物の表面に縄だの溝だの格子だのでこぼこを作っていく技法だ。
 
 編み込み派はさらにフェアアイル閥、北欧閥、橋本治閥などの分派に分かれ、地模様派にもアラン閥、ガーンジー閥、各種レース支部などがある。私は元来、編み込み派のどこかに属したかったが、色彩感覚がだめなのであきらめ、結局、地模様派・アラン閥/ガーンジー閥のかけもちということに落ち着いた。
 
 大造りにいえば、編み込み派は世界を色で把握し、地模様派は立体感で世界を把握している。私の属する地模様派は、糸のループを互いにからませたり重ねたり、交差させたりしながら凸凹を操っていく。基本は一つのループ、つまり一目にすぎないが、それを何重にも組み合わせた結果、「ふるいつきたいような」模様編み、「そそってそそってたまらない」「狂おしいような」模様編み、というものがこの世に生まれる。

 

suigyu.com

 

編み込み派にもいろんな派閥があるみたい。

さて、わたしはどの派閥になるのだろうか。

それは、今からいろいろ編んでいくうちにたどり着くのかもしれない。

 

元々、刺繍をやっていたので、編み込み派は「世界を色で把握する」勢であるという部分はスッと納得できました。

どこかで模様編みにも惹かれるけども。

 

編み込み派のわたしは、かぎ針編みをやっていくうちに、「伝統模様の【柿の花】を編み込みしたい」と思うようになりました。

と思ったら、すでにこのような編み物本が出版されていました。

 

わたしがしていたのは、【柿の花】模様を方眼紙に色分けして描いたものを図案にして、それをもとにメリヤス細編みで編み込んでいく方法です。

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ハマナカさんのエコアンダリアで、楕円形の底板に編みつけていき、メリヤス細編みで編み込みしていきました。

 

一応、夏用のバッグとしてつくったのだけど、色味が派手なので日常使いがしづらくて…

☟今では編みかけのものや道具入れになっています。

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でも、これはこれで良い感じです。

 

あとは【柿の花】模様をオリムパスさんのエミーグランデで編み込みしながら、スマホケースをつくりました。

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フタをする箇所はプラスナップで止める仕様にしました。

かぎ針編みは編み地がしっかりするので小物系に適していると思うのですが、編み込みにすることでより一層、編み地の強度が増すのが良いと思います。

編み込み模様は、糸の切り替えが苦にならなければ、色遊びの感覚で楽しく編めると思いました。

また夏糸で編み込み模様を編みたいのですが、今は冬糸で編むことを楽しんでいます。