今年の8月から、ずっと念願だった靴下編みをはじめました。
「靴下を編むならOpalの毛糸」と決めていたわたし。
Opalとは、編み物をはじめる以前から、SNSなどでよく見かけていた、ドイツの毛糸メーカーTUTTO社が製造する毛糸のことです。
いわずもがな靴下用の毛糸(ソックヤーン)として既にものすごく有名ですし、編み物好きの方々の間では確固たる人気もあります。
編み物をしないわたしでも、 Opalは憧れの糸でした。
東京の百貨店で催事では行列でお客が殺到するとか…、
そんな情報もSNSで目にしたことがあります。
Opalのソックヤーンは、色鮮やかな段染め糸なのですが、ただメリヤス編みで編んだだけなのに、まるで模様を編み込んだかのように見えて、とても目を惹きます。
いろんな情報を見ていると、梅村マルティナさんがTUTTO社に別注し、KFSマルティナ社として販売するKFSオリジナルの毛糸を見つけました(百貨店の催事で人気を博しているのは、このKFSさんの糸ですね)
すぐに、マルティナさんって、【猫のしっぽ カエルの手】に出てきたことがある方だ!と気づきました。
京都の知恩寺境内で毎月15日に行われる【百万遍さんの手づくり市】で、手元を見ずにひたすら手を動かして編んでいた、素敵な笑顔のマルティナさん。
東北の東日本大震災の後、被災地の避難所に毛糸と編み針を送っただけでなく、復興につながればと編み物の会社まで気仙沼で設立したとは…。
すごい情熱の持ち主だなと思います。
医学研究者としてドイツから来日されたそうなので、もともと頭の賢い方なのだろうなと思うし、欧米人のチャリティー精神のようなものも垣間見えたりして、ぼーっと生きているわたしからするとただただ尊敬です。
KFSさんのOpal毛糸で、すでに靴下を7足編みました。
まだまだ編みたりなくてついつい、この魔法の毛糸を集めてしまっています。
マルティナさんが会社を設立された背景を知ることで、自分もお買い物をすることによって、なにか一助になれたらと思う気持ちもあるのです。
これからは、手編みの靴下のこともポツポツ記事に書いていこうと思います。